【チケット完売しました】2021年10月2日(土)、「夜想会」に出演します
プロのサクソフォン(サックス)プレイヤーたち&異才のピアニストとの、夢の共演!
はいたい!
山口県で沖縄音楽の普及に努める沖縄民謡講師の島袋りりあと申します!
来月早々、素敵なコンサートに出演予定ですので、今日はそのお知らせです!
日時:2021年10月2日(土)
場所:クリエイティブ・スペース赤れんが(山口市)
開場:17時半/開演:18時
一般:2,000円/高校生以下:1,500円
毎年秋に開催される、「いいものを聴いた!」という満足度が異様に高い、クラシックコンサートです。
少々長くなりますが、「夜想会」の成り立ちから語らせてください。
この「夜想会」の影のボスなのが、出演者でもあるプロのサクソフォン奏者、山口市出身の井出崎優さんのお母さま、井出崎小百合さんです。
めちゃくちゃいい意味で破天荒な、アイデアと行動力に満ちた、素敵な女性です。しかもものすごくおもしろい方です。
もりのこえんについては、下記ウェブサイトをご参照ください。
子ども達が、自分で気付き、考え、行動する力を育てます。
功さんを私に紹介してくださったのも、小百合さんです。
こうしてみると、家族ぐるみのお付き合いですね…、ありがたい…。
さて、そんな子ども好きな木こりの小百合さん、東京で若きサックス奏者として活動しているご長男、優さんの帰省にあたり、「どうせ帰ってくるなら、ここ山口で、子どもでも、なんなら生まれたばかりの赤ちゃんでもわかるクラシックコンサートをやってよ。」と無茶振りをしたらしいのです。これが今を遡ること数年前。
この一言で、「夜想会」そして「0歳からのクラシックコンサート」が、それ以降毎年開催されることとなりました。
では、これから小百合さんの無茶振りに見事に応え続けてきた、優さんとその仲間たち(優さんのサックスの先生含む)をご紹介します!
「夜想会」レギュラーメンバーをご紹介!
まずは、笑顔が可愛い(男性に対してすみません、でも本当なので)好青年、井出崎優さんから。
井出崎 優/サックス
1993年生まれ、山口県山口市出身。上野学園大学音楽学部音楽学科サクソフォン専門を卒業。これまでに上野学園大学管弦楽団、広島交響楽団、周南フィルハーモニー管弦楽団と共演。第6回秋吉台音楽コンクール入賞。NPO法人 芸術・文化若い芽を育てる会 第5回牛尾シズエ特別賞を受賞。beautiful珍earth、東京中低域メンバー。
次に、優さんの相方であり、とんでもない才能と情熱の持ち主、なのにおもしろ素朴な人柄とのギャップが魅力の、ピアニスト高橋優介さん。
高橋 優介/ピアノ
1994年生まれ。千葉県出身。高校から大学までの7年間、上野学園で学ぶ。大学卒業後、上野学園大学音楽専攻科にて1年間学習する。下谷アンサンブル、beautiful珍earthメンバー。現在は、子どもたちに音楽の楽しさを伝えたく思っており、「0歳からのクラシックコンサート」など多数出演。第10回東京音楽コンクールピアノ部門第1位及び聴衆賞受賞。
優さんと優介さんは、二人で「ユーアート」としてCDアルバム「for you」を一昨年リリースされました。二人の魅力がギュッと詰まった、そして秋の夜長にぴったりな楽曲たちです(買いました)。
CDのお求めは、下記リンク先をご参照ください。
続きまして、優さんの師匠、甲斐先生です。
甲斐 尚美/サックス
山口芸術短期大学同大学専攻科、卒業。自身の演奏活動とともに山口県内各学校吹奏楽指導をおこなう。2015年演奏活動と学びの場を提供する団体「Ototumugi(おとつむぎ)」を発足し、後進育成に努め、「心に触れる音楽」を常としクラシックのサクソフォン・サウンドを中心とした色彩の柔らかな音色を探究し続けている。
甲斐先生は、私と同じ宇部市在住。
「むべの里光栄の音楽祭」で初めてお会いしました。
パワーと優しさに溢れた、美しい先生です。
夜想会では他にも、サックスの福田享さん、同じくサックスの中谷弘志さんがレギュラーとして出演されています。
お勧めする一番の理由:わかりやすい解説付き!
というわけで、レギュラー陣の紹介をしてまいりました。
ですが、プロフィールと写真だけでは、「どんな楽曲を演奏するのか」がいまいち伝えづらい。
特に、普段クラシックを聴かない方々には敷居が高そう…。そう思われても仕方ありません。
そして、実に私自身が「普段まるでクラシックを聴かない人間」です。沖縄民謡の他は、娘から勧められたポップスとラップ、くらいでしょうか、普段聴いているのは。
でも、ご心配なく!
そんな私でもまったく気負わず緊張することなくクラシックの世界に入っていける工夫が凝らされています。
工夫その1:曲目の成り立ちや、時代背景、魅力を説明したパンフレットがある!
サッカーでも相撲でも、事前に選手のことや対戦までのストーリーを知っていたほうが面白いし、観戦にも気合が入りますよね。
このパンフを演奏の前にサッと読んでおくことで作曲者の個性や、なぜこの曲を作ったのか、などの情報を事前に知ることができ、結果演奏に血肉が通うこととなり、ダイレクトに感動として返ってきます。
賛否両論あろうかと思いますが、少なくとも私にとっては知らないジャンルの音楽への事前情報は、大事なんです。
工夫その2:曲の合間に演奏者(優さんと優介さん)が代わる代わる曲目の説明をしてくれる!
実は、この部分が一番オススメかもしれません(笑)。
優さんと優介さんの語り口がとにかく素朴でかわいらしいのですよ!!(失礼なこと言ってごめんなさい!でも本当なんです!)
このおふたり、演奏だけをYouTubeなどで聞くのはもったいないです。語りを聞いてください、ちょっとクセになりますから(度々失礼でごめんなさい!でもこのふたりの演奏だけでなく「語り」のファンでもあるので!)。
このような工夫が凝らされているおかげで、毎回「クラシックにはまるで詳しくないけど、いいもの聴いたな〜」という灌漑にふけることができ、また、自分自身の興味の幅が広がったような気持ちになる、そんなコンサート、それが「夜想会」なのです。
そんな夜想会に、お声がかかりました。
いち観客として、ファンとして、毎年行っていたコンサートに、なんと今回は私がゲスト出演することに…!!
一番驚いているのは誰あろう、この私です。
沖縄民謡、沖縄歌謡とクラシックとの共演
正直、最初は及び腰でした。
ご迷惑をおかけしてしまうのではないか、足手まといになってしまわないか。そんなことばかり考えていました。
そんな私に「せっかく島袋さんとご一緒できるんですから、沖縄音楽とクラシックを融合させて、お客様がハッと驚くような、おもしろいことやりましょうよ」と、甲斐先生。
初回の打ち合わせからじゃんじゃんアイデアを出し、その勢いでもりもりとアレンジ譜を書いてくださいました。ありがたいことです!!
出来上がったアレンジは、もう、「さすが…!」の一言です。
お客様に絶対喜んでいただける譜面になりました。
あとは実際の演奏でどうなるか。
絶賛練習中です。がんばります。
良江ファンの皆様に朗報です。助っ人として、フルート&ピッコロの尾崎良江さんをお呼びしました。
また、今回の演奏には「ちょっちゅね〜」「泡盛シスターズ」「てーげーず」(ちょっと前ですが「上宇部ちゅらかーぎーず」でも)で演奏をご一緒している、フルート&ピッコロ奏者の尾崎良江さんに、私から共演をお願いしました。
これまでご一緒したことがない「サクソフォン」と三線との間をうまくつなぐことができるのは彼女のフルート(ピッコロ)しかない、と思ったこと。そして、音としてだけでなく、西洋音楽の基礎すら知らない私と、クラシックのメンバーの皆様との間で文字通り「通訳」としての働きを期待して、声をかけさせていただきました。
二つ返事でOKしてくださる尾崎さん。
控えめに言って、神です。
少数ですが、まだ空きがあります!お早めに!
本来なら120名ほど入ることができる会場ですが、コロナ感染対策として60名限定となっております。席数が少ないため、これまであまり宣伝活動をしておりませんでした。
ですが、9月19日現在、まだ空きがあると聞いています。
私が目当てでなくても(私目当てでも)、絶対に楽しめる内容となっております。
ご興味がありましたら、下記の連絡先でチケットのご購入、ご予約をお願い申し上げます。
感染対策を万全に。関係者全員、検査を受けて開催します。
この記事を書いている9月19日。山口県では「デルタ株感染拡大防止集中対策の強化期間」として夜8時以降の飲食店の利用自粛等を県民に呼びかけている状況です。対策強化期間が始まってからひと月経った現在は感染者数が激減しており、県による強化期間は一週間後の26日に解除となる見込みです。
昨年(2020年)は残念ながらYouTubeでのオンライン開催となった、この「夜想会」。
今年こそは開催したい!と関係者全員、祈りながら状況を見守っています。
スタッフ、出演者はじめ関係者は全員コロナのPCRまたは抗原検査が義務付けられています(もちろん陰性であることが出演の条件です)。
席数を減らし、換気や消毒などの対策も講じられています。
対策強化期間が明けたばかり、というタイミングでの開催ですが、安全な空間で、生の音楽を楽しんでいただけるよう、関係者全員最善を尽くす所存でおります。
皆様方のお越しをお待ちしております。
こちらの記事もどうぞ