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【動画あり】秋吉台国際芸術村の「芸術村フェスティバル」に出演しました!

静かな環境にそびえ立つ、芸術の御殿での出演でした。

写真の一部は、アマチュアフォトグラファー&ベーシストの井上晶さんによる撮影です。

はいたい!宇部沖縄三線愛好会の島袋りりあです!

令和3年(2021年)7月4日、山口県美祢(みね)市にある秋吉台国際芸術村のイベント「芸術村フェスティバル」に、やまぐちわらんちゃ★エイサー隊の地謡として出演しました。
なんと、愛好会の会員さんも3名、ご一緒させていただきました

 

秋吉台国際芸術村って?

 

大理石を多用したデザイン性の高い建造物。音楽だけでなく芸術全般を応援する施設として1998年にオープン。

出典:ウィキメディア・コモンズより投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

こんな山の中に、こんなに立派な建物が…?
幻覚…?はたまたオーパーツ…?
と、(失礼ながら)思ってしまう建物です。
気になったので、大まかな概要を調べました。


1989年から毎年、現代音楽の世界的な作曲家や演奏家など、内外の一流の音楽家の参加のもとに「秋吉台国際20世紀音楽セミナー&フェスティバル」が開催されていた。この開催を契機に、秋芳町が空き家を活用した「交流の館」を整備し、国内外の芸術家と地域の人々との間に様々な交流が行われていた。こうした地域的な文化活動を背景に、国内外の芸術家の新たな表現・創作活動を支援する拠点として山口県と秋芳町により整備されたものである。Wikipedia「秋吉台国際芸術村」より

なるほど、もともと山口県美祢市秋吉町(旧 美祢郡秋吉町)が国内外のアーティストを招いて大きな演奏会を開催していたのですね。
そのような活動の拠点として県と町が造った施設とのこと。

 

でも、今は少々残念な整備状況なのを垣間見ることができます…。

ものすごく簡単に言えば、素晴らしい施設なのにあまり使われておらず、施設維持のための財政が苦しいから廃止しようか、という議論が最近なされたようなのです。


19年8月、山口県は「芸術村の利用の低迷」を理由に、行財政改革の一環として秋吉台国際芸術村を廃止、または美祢市に委譲の方向で検討することを発表。これを受けて、芸術村の存続を求める声が高まり、存続に向けた署名活動が行われていた。

〜中略〜

 今年1月には存続キャンペーンの主催者が、1万8000筆あまりの存続嘆願署名を山口県庁に提出。そして6月17日の山口県地方財政改革協議会において、秋吉台国際芸術村を含む県有11施設について、当面、市町への移管・廃止等の問題を凍結することが発表された。芸術村運営の指定管理更新時期が来年に迫っているため、少なくとも5年間は現体制で継続されることになる。
美術手帖2020年6月25日の記事より

そして結局、今は議論が宙ぶらりんになって、5年間はそのままであることが決まっているようです。

ディスりたいわけではなく、写真を撮りましたので、もしご興味がありましたら宿泊棟の現状をご覧ください。(特に夏場は)お願いされても泊まりたくない状況になっています…。GooglePhotosへのリンク

さて、気を取り直して、当日の演舞です!

やまぐちわらんちゃ★エイサー隊の写真です。

暑くてダレがちな子どもたち。
でも、踊り始めると、こんな感じに!(クレジット:Akira Inoue
(クレジット:Akira Inoue

雨上がりの蒸し暑い中での、午前午後計2回の演舞でした。
暑い中、子どもたちも本当に頑張りました。

 

地謡チームも頑張りました。

赤い服が私。右側に宇部沖縄三線愛好会の地謡チームが揃います!

音響は、山口市小郡より「おごりんバンド」の林さんが全面的に協力してくださいました。
また、フルート&ピッコロ奏者の尾崎良江さんのご協力もいただきました!

 

エイサーの演舞の前に、「安里屋ゆんた」を演奏しました。撮影はTommy KAOSの記録ページさんです。

エイサーの映像一挙公開です!

曲目は「アッチャメー小(ぐゎ)」。CD音源です。
「パプリカ」。地謡チームも弾いてます!唄はエイサー隊の「しょうちゃん」も参加してくれました。
「オジー自慢のオリオンビール」。地謡チーム、頑張っていますよ!

私のFacebook投稿より。

 

エイサー地謡チームの滑り出し、順調です!!
また、せっかくの豪華な施設ですから、これからも有効に活用してほしいものだなあ、と思いながら現地をあとにしました。

では、今日はこのへんで!またやーさい!!

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