島袋りりあ|沖縄三線とヅラ生活のすゝめ ヅラ生活のすゝめ(すすめ)では円形脱毛症で幼少時に毛髪を失ったウェブマスター島袋りりあが、海外製人毛ウィッグについて思ったことを書き連ねるサイトです。販売ページもあります。沖縄民謡歌手、講師としての活動の記録も兼ねています。ただの雑記もあります。

【コロナ対策】換気扇と自動水栓を導入しました。

はいたい!
宇部沖縄三線愛好会の島袋りりあです!

 

新型コロナウィルス拡大防止のため、愛好会の会場(島袋の事務所)に24時間強制換気をする換気扇と手を洗うための自動水栓を付けました!

 

新たに導入した設備たちは、こちらとなります。

 

換気扇です。外気を入れながら室内の温度は変わらないという高級機種。24時間稼働しています。

 

自動水栓です。蛇口に手を触れることなく、思う存分手洗いができます。トイレにも設置しました。

…というわけで、グレードアップした宇部沖縄三線愛好会。
以下、導入に至る経緯を記してみます。

 

安心安全のために、できることは全部やりたい!

アルコールスプレー、透明カーテン、そして予約制を導入。でもまだできることがあるはず?!

2020年春から始まった、ウィズコロナの生活。
感染防止に向けてどのようなことができるのかを私なりに考えて、その都度実際に対策を実行しながら愛好会を続けてきました。

 

最初は、予約制を導入(下記のリンク先をご参照ください)。

 

宇部沖縄三線愛好会予約カレンダー
コロナ対策として、予約制を一時的に導入します。
三密を避けるため、ご不便をおかけします(ご予約は旧サイトをご利用ください)。

 

そしてもちろん、アルコールスプレーも導入。

 

手指の消毒用アルコールスプレー
玄関と、会場内に置いています。

さらに、透明な仕切りカーテンを手作りしました(詳しくは下のリンクをご覧ください。自分で言うのもなんですが、力作です)。

 

(画像が表示されない場合の文字)
【作り方教えます】透明なカーテンで、間仕切り作成!
安心と笑顔の三線愛好会を続けていくために、まだできることがあるはず…。そうだ、カーテンだ!
材料一覧、作り方付き。

 

…と、いろいろ思いつくことはやったのですが、ずっと心の中に引っかかっていたことがあったのです。それは…、

 

「換気」イメージ
そう、「換気」についてはあまり良い状態ではなかったのです。

私の事務所は、もともと古いカラオケボックスだった物件です。日本中の、(都会ではない)地方で30年くらい前によく見かけた、コンテナのような個室が敷地内にバラバラに建てられているタイプのカラオケボックスです。
換気できる窓は高所に一箇所、しかも小さいものしかありません。
もちろん、普段はその窓を常に全開にしてサーキュレーターをブンブン回し、さらにエアコンを送風モードにしていましたが、それで充分な換気ができているのかどうか自信を持つことができずにいました。

 

個室、防音、トイレ&洗面台、さらにステージ付き、という三線教室にはもってこいの物件ですが、コロナ対策を考えると頭が痛い部分だったのです。

 

換気扇を付けるには?→自治体の助成制度があった!

換気扇を取り付けよう、と思い立ち、まずはこの物件を管理している不動産会社へ電話してみることにしました。これまでもパイプの詰まり、ネット接続の不具合、外壁塗装など小まめに物件のお世話を焼いてくださっている会社なので、あわよくば換気扇の取り付けもやってくださるのではないかと考えたためです。

結果、下のような回答がありました。

  • 契約上、「どんな用途で使用してもいい」物件なので、音楽教室だからといって換気扇を付けてさしあげることはできないのです。そこは入居者さんサイドの事情なので。

  • でも、そちらでどんな工事をやっても自由ですよ!

「付けちゃダメ!」とは言われなかったので、一歩前進です。
では、なるべく安く、でもしっかり換気できるものを取り付けるにはどうするか。

 

答えは、こちらにありました…!

【宇部市】新しい生活様式に対応した事業所リフォーム補助金

https://www.city.ube.yamaguchi.jp/boshu/boshuu_kurashi/1002202.html

(2021年8月21日で受付は終了しています。)

私が住んでいる(そして、事務所がある)山口県宇部市が、中小企業・小規模事業者、個人事業主の事業所向けに、「感染症対策に配慮したリフォームに係る工事費の一部を市が補助する」制度を設けていました。
条件はすべて当てはまります。大丈夫、きちんと申請すれば通るはず!

 

早速知り合いの電気工事士さんから専門の業者さんをご紹介いただき、申請の手続きを始めました。

 

書類の作成、そして工事…。プロの仕事に感激。

ご紹介いただいたのは、市内の、キッチンやお風呂周りのリフォーム専門会社代表、Uさん。

 

「ちょっと中を見せてくださいね〜。10分もかかりませんので。」と、私の事務所の状況を見るために駆けつけてくださったUさん。
このときは本当に5分程度、ささっと壁にメジャーを当てたり写真を数枚撮ったりするだけのご滞在だったのですが、数日後には正確かつ詳細な事務所の図面を、しかもアングルを変えて数枚、描き起こしてお持ちくださったのです。

 

写真を撮っていないので、フリーのイメージ画像です。

あの短時間で、どうやって部屋の大きさ、トイレの広さ、壁の厚さ、電気関係と水道関係の諸々の配置などを正確に把握できるんでしょうか…!
プロの目の確かさと仕事の早さに背筋が伸びる思いでした。

 

Uさんの大きな助けを得ながら提出書類をなんとか揃え、郵送での申請を経て、めでたく数週間後に助成の決定通知を宇部市から受け取ることができたのでした。

(恥ずかしながら、私はこういった役所関連の手続きが大の苦手でして、このあたりのことは大変すぎて記録に残しておらず、記憶にも残っておらず…。だいぶ端折ってしまってすみません…!)

 

申請から約1ヶ月。工事が完了!

Uさんと宇部市のおかげで、換気扇設置を思い立ってから2ヶ月弱(申請から1ヶ月くらい)で工事が完了しました。

 

また、当初予定していた換気扇だけでなく、洗面所とトイレの自動水栓も、助成の対象として同時に設置していただきました
めちゃくちゃ便利です!
もう蛇口をひねっていた頃に戻れない…!

 

今後も引き続き、感染対策に努めていきます。

状況を冷静に見ながら、でも前向きに。

この記事を書いている2021年8月23日現在も、山口県内の感染者数は1日で数十名(数日前に100名を超えた日もありましたが、それよりは少し落ち着いた状態です) の勢いで増えています。

 

「これだけの対策を実行しているのだから絶対に安全」と言い切ることはできないでしょう。
しかし、「やるべき対策を取っていれば、感染を防止できる可能性は大きくなる」とは確実に言えます。

やれるだけのことはやりながら、でも冷静に状況を観察しながら、そして楽しく、愛好会を続けていけるといいな、と思っています。

 

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屋号 ウィッグリリア/宇部沖縄三線愛好会
住所 〒755-0022
山口県宇部市神原町2-5-10 レントハウス神原22号室
営業時間 10:00~17:00
定休日:火曜、土曜、日曜、祝日
(沖縄三線愛好会は火曜10時から)
代表者名 シマブクロ サチコ(シマブクロリリア)
島袋 幸子 (島袋りりあ)
E-mail info@zurazura.com

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