島袋りりあ|沖縄三線とヅラ生活のすゝめ ヅラ生活のすゝめ(すすめ)では円形脱毛症で幼少時に毛髪を失ったウェブマスター島袋りりあが、海外製人毛ウィッグについて思ったことを書き連ねるサイトです。販売ページもあります。沖縄民謡歌手、講師としての活動の記録も兼ねています。ただの雑記もあります。

主催者不在の、コロナ禍の中での、音楽イベントの作り方

宇部市内にて
宇部市中央町で見かけた味わい深い看板の写真をハサミます。カニだけに。

コロナの波が「エルザwith」を直撃。

演者の職場に、コロナウィルスの陽性者が出ました。

第一波は、エルザwithのパーカッション担当のYさんに。
Yさんの勤務先の、別フロアで働く同僚1名に陽性診断が下りました。
すぐに勤務先の全員がPCR検査を受け、Yさん含む職場全員が陰性との診断でした。

 

実は、島袋のユニット「ちょっちゅね〜」のピアニストはインフェクション・コントロール・ドクターの資格を持つ専門家です。

 

彼女曰く、
「同じ職場内であってもフロアが違う上に、Yさんと陽性者との直接の接触は職務内容上、ありません。
Yさんがコロナ陽性者である可能性がほとんどない以上、彼女が出演できない合理的な理由はありません。
エルザ、Aさん、オロオロせずに、もっと毅然としてください。」

 

しかし、いくら私たちが心を決めても、この田舎では「どこそこから感染者が出た」という噂はすぐに広まります。
さらに、長く音楽をやってきて有名人でもあるYさんのお勤め先も、かなり広く知れ渡っています。

 

私たちが決断を下す前に、Yさんが出演を辞退されました。

 

第二波。福岡県に緊急事態宣言。

また、エルザwithには福岡在住のメンバーが2名います。
公演を目前に控えた1月14日、福岡県内で緊急事態宣言が発令されました。
その時点で、お二人の出演は不可能になりました。

 

本来、エルザ含めて6名で構成されるエルザwith。
エルザの心境は察するに余り有りますが、Yさんの件ですでに肝が座っていたのでしょうか。
彼女は愚痴ひとつ言わずに残ったメンバーだけで切り抜けることを決意しました。
こうしてコロナウィルスの影響を受け、エルザwithは当初の予定の半数、3名での出演となったのです。

 

 

<次ページ、照明、音響はどうなっているの?>

 

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