多良間島のお菓子
多良間島のお菓子、三種を紹介します!
はいたい、ちゅううがなびら!
島袋です。
先週の三線愛好会で、M岡さんより珍しい差し入れをいただきましたので、紹介します。
多良間島のお菓子です!
たらまんぼー
ちょっと食べちゃったあとのパッケージ写真ですみません。
あと、写真が暗いですね(汗)。
事務所ではなく、天気のよくない日に自宅で撮ったのでこうなってしまいました。
実物は、もっと美味しそうなんです。
これは、一言でいうと、「硬めのサーターアンダギー」!
サーターアンダギー好きな皆さんなら、きっとお気に召すはず。
黒ごま入りの、素朴な揚げ菓子です。
サーターアンダギーよりもボリュームが少なくてサクサクしてるため、いくらでも食べられます。止まらない…!
家で作るサーターアンダギーよりも、材料がリッチです。
サラダ油じゃなく、マーガリンですし、牛乳も使用。美味しいわけですよ。
きっと、誰にでも喜ばれるお菓子です。
うーやきがぁす
声に出して読みたい名称。うーやきがぁす。
原材料が、「たらまんぼー」とほぼ同じ…!
市販の食品の原材料の表示は、「全て重量順に表示するのが原則(厚生労働省のサイトより)」です。
ということは、原材料が同じでも、黒糖があとの方に書いてあるのでたらまんぼーよりも「甘さ控えめ」なことが予想されます。
確かに、甘さ控えめ!
でも味が薄いわけではなく、きちんと美味しいお菓子です。
洗練されたたらまんぼー、という感じでしょうか。見た目もきれいですよね。
カリッとかじるとクッキーのような、洋菓子系の豊かな香りとともに、素朴な甘さが口中に広がります。
これも、いい!!おもてなしに、ぜひ!
気になる「うーやきがぁす」という名称ですが、解説してあるブログを見つけました。
うーやきは太巻き、があすは菓子、つまり太巻き菓子という意味だそうだ。
見た感じはうずまき型のクッキーだ。ー旅とグルメのふろくより
上記ブログに掲載されている「うーやきがあす」は生姜風味のようです。
それも、きっと、美味しいはず。
花ぱんびん
最後は、花ぱんびん。
「ぱなぱんびん」と読みます。「ぱ」が多くて可愛いですよね。
「ぱ」が多いのは、宮古島と多良間島の言葉の特徴でもあります。
こちらの原材料も見てみましょう。
これはですね、多良間バージョンのプレッツェルです。
焼かずに、揚げたプレッツェル。
うまい。
プレッツェルなら、こうですよね。
もう、何もいうことはありません。
最高です(笑)。
多良間島の、「花」といえば
以上、差し入れでいただいたお菓子三種を紹介しました。
なかなか手に入らない、珍しいお菓子をありがとうございます、M岡さん!
ところで、この三種類のパッケージすべてに、とある花がフィーチャーされていました。
たんぽぽではなく、「紅花」です。
多良間島は、琉球王国の時代から、紅花の産地で有名でした。
紅花は、船に積み込まれて首里王府へと運ばれ、着物の染料として使われたとのこと。
あの、四つ竹などで使われる鮮やかな紅型の衣装も、当時は多良間島の紅花で染められたのかもしれません。
多良間島では、紅花を「たらま花」と呼んでいるそうです。
お菓子や紅花だけでなく、実は伝統芸能で名を馳せる島でもあります。
人口わずか1000人少々の小さな島ですが、そのほぼ全員が、踊り、三線、唄、芝居、など何らかの役割を持って参加する、島を挙げた大きなお祭り「八月踊り」は特に有名です。
お菓子をいただきながら、遠い多良間島に思いを寄せて、「多良間しょんかねー」「多良間の子守唄」などを唄い、弾くのも乙なものです。
今日、夕方からの愛好会なら、まだ多良間のお菓子、ありますよ!!
来週はもう無くなっちゃうと思います。
多良間のお菓子とともに、皆様のお越しをお待ちしております(笑)!
こちらの記事もどうぞ
屋号 | ウィッグリリア/宇部沖縄三線愛好会 |
---|---|
住所 |
〒755-0022 山口県宇部市神原町2-5-10 レントハウス神原22号室 |
営業時間 |
10:00~17:00 定休日:火曜、土曜、日曜、祝日 (沖縄三線愛好会は火曜10時から) |
代表者名 |
シマブクロ サチコ(シマブクロリリア) 島袋 幸子 (島袋りりあ) |
info@zurazura.com |