海外製人毛ウィッグは品質が悪い、という噂の検証:その2(完結)
海外製人毛ウィッグは品質が劣る、と一概には言えない時代に入っています。
淘汰を経て、自社の強みを生かした戦略を取っているメーカー、セラー。
現在の海外ウィッグ産業は、大きな混乱の波を乗り越えて消費者から選ばれたメーカー、セラーのみが生き残る、というフェーズに入りつつあります。
とある会社は、白人向けのおしゃれウィッグや化繊ウィッグ、エクステの販売を取りやめて「アフリカ系のみ」と狙いを定め、格安商品も置かず、商品の数を絞って探しやすく、わかりやすくサイトをリニューアルしました。
また別の会社は逆に「白人セレブ向け」に特化した会社の運営に乗り出しました。自然に見えるグラデーションカラーやハイライトを多用した、高価な商品を前面に押し出して販売しています。
両社とも、「価格に見合う品質の商品を、消費者に届けよう」という気概が見えます。
信頼の置ける業者を探し出すことが大切
上記の2社はどちらも「消費者の声」をすくい上げた上で、自社が得意な方向に舵を切った例だと言えます。
こうした事例は、まだ多くはありません。 品質と品位を保った、でも価格は下げないウィッグメーカーよりも、格安であまり品質のよくないウィッグを投げ売りする会社の方が、まだまだ数多く存在しています。
「海外製の人毛ウィッグは粗悪品である」と一概には言えない時代に入っている、と実感していますが、慣れない人がうっかり粗悪品を手にする可能性はまだまだ高い、とも言えます。
<次で最終、オマケです。次回予告と、ブラジルの人種構成についての注釈。>
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