島袋りりあ|沖縄三線とヅラ生活のすゝめ ヅラ生活のすゝめ(すすめ)では円形脱毛症で幼少時に毛髪を失ったウェブマスター島袋りりあが、海外製人毛ウィッグについて思ったことを書き連ねるサイトです。販売ページもあります。沖縄民謡歌手、講師としての活動の記録も兼ねています。ただの雑記もあります。

海外製人毛ウィッグは品質が悪い、という噂の検証:その2(完結)

「アフリカ系の女性のためのウィッグ産業」に由来する問題

乱立する業者が、それぞれ独自に品質の格付けをして、一定しない

 

パソコンの前で悩む人

 

上記のように、品質の悪いものが罠のように混じって売られている中、どのウィッグが高品質なのかを見極めることが非常に困難である、という話をします。

 

できるだけ品質のよい人毛ウィッグを買いたい、と思いながら海外の大手ショッピングモールサイトやメーカー直売サイトを巡っていると、次のようなことに出くわします。

 

A社には「インド産が最高のクオリティ!」と表記があり、B社では「インド産は品質が一定じゃない。ブラジル産が最高!」とある。C社には「ブラジル産よりもしなやかで長持ちするペルー産がおすすめ!」と大きく書いてあり、D社は「ブラジルやインドは流行遅れ、最高なのはマレーシア!」と譲らない。

 

さらに、各社独自のグレードや毛髪の種類の基準があるらしく、E社は「レミーヘアが最高のもの」、F社は「ヴァージンヘアが1番」、G社は「最上級のものはAAA(トリプルA)」とそれぞれが違うことを言うわけです。

 

何を基準に選んだらいいのか、そもそも高品質とはなんなのか、買い物をする側は混乱するばかりです。

 

百花繚乱のウィッグメーカー、セラーが頻繁に屋号を変えたり潰れたり統廃合を繰り返したりして安定しない

 

たくさんのドア
Arek SochaによるPixabayからの画像

 

 

ある通販のウィッグショップで対応してくれた店員さんがとてもよい人で、印象に残りました。
次もそこで買おう、と思っていたら「ご注文の商品、本日発送しました。ところで、私来週XXっていう別のウィッグメーカーに転職するの、サイトはxx.comよ、今度はそっちで買ってね!」というメッセージが来て、なんとなくがっかり、ということがありました。店員さんがよい人であるのはわかっていても、転職先のウィッグの品質まではわかりませんから。

 

またある時は注文したウィッグと違うものが届いてしまい、慌ててそのショップに連絡を取ろうとしたら、サイトそのものが消えていたこともあります。

 

これらのことは、ここ十数年で急速にアフリカ系女性のウィッグの需要が膨れ上がったことが大きな原因の一つです。需要を満たすために中国でウィッグ業者が乱立し、下請けの小さなメーカーまで含めれば、まさに星の数ほどウィッグメーカーが存在します。中には安い原材料しか仕入れることができず粗悪なウィッグしか作れない業者もあるでしょう。またレースに毛髪を結びつけるのはすべて手作業ですから、ベテラン職人ばかりの工場かそうでないかで、ウィッグ自体の出来不出来の差も大きくなります。

 

大小様々なウィッグ業者が乱立する混乱の中、やや成功したところは小さいメーカーを会社ごと買い取って統合してさらに大きくなったり、また親族に「のれん分け」的に会社を分け、その会社が工場は同じだけれどまったく別の屋号で商売を始める、ということも出てきます。

 

そのような状況のもとでは、安定して良い品質のウィッグを購入し続けることは困難です。

 

<次のページは、最近のメーカーの動向など。>

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