琉歌の話。そして、なんと、あの「明徳」で忘年会をやりますよ!
この記事は、移転する前のブログから転載したものです。
宇部沖縄三線愛好会初の年末に向けて
まずは、琉歌の話
昨夜(11月19日)はMさん&Oさんデュオによる施設訪問が近いこともあり、1時間ほどは「芭蕉布」「童神」強化の時間となりました。
それ以外の時間帯はみんなそれぞれ「遊び庭」や「谷茶前節」、「てぃんさぐぬ花」などをブラッシュアップ。
てぃんさぐぬ花の歌詞について説明する中で、新しくお見えになったFさんのために「琉歌」について諸々ご説明差し上げました。
和歌は文字数が「5・7・5・7・7」なのに対して琉歌は「8・8・8・6」でできています。
沖縄(主に本島)で、宴会の最初に必ずと言っていいくらいに演奏される曲に「ぐじんふう/御前風(またの名をかぎやで風、発音は かじゃでぃふう)」という古典の曲があります。
以下、その歌詞です。
きゆぬふくらしゃや(8文字)
なをにじゃなたてぃる(8文字)
ちぶでぃをるはなぬ(8文字)
ちゆちゃたぐとぅ(6文字)
歌意:今日の喜びを何とたたえる事ができましょう。まるで蕾の花が朝露を受けて、ぱっと咲き開いた様な心持ちです。
Weblio辞書より抜粋
古い沖縄の曲は、古典に限らず歌詞が琉歌でできていることがよくあります。
「てぃんさぐぬ花」は歌う人、収録されている音源によって歌詞が違うことがあります。その理由として「琉歌であれば、メロディーにぴったり当てはめることができるので、自由に好きな琉歌で歌うことができる」ということが挙げられます。
実際、数十年前まで行われていた村の合コン、「毛遊び(もーあしびー)」では「いちゅび小(ぐゎ)」のメロディーに乗せて、その場に集まった若者たちが各々即興で琉歌を作って延々と歌い興じた、と聞いています。お目当ての異性に注目してもらうために、ああでもないこうでもないと言葉をひねり出していたのではないでしょうか。
それにしても昔の若者、教養と頓知がありますよね。
忘年会、やりますよ!
そんな話がひと段落ついた頃、「忘年会をやろうじゃないか」という話が出ました。
愛好会重鎮のI氏から、会費をン千円にできるなら、あの明徳(宇部市のトップクラスの割烹です!庶民の憧れ!)に話をしてみるよ、とのご提案。
その場のみんな、私ももちろん、わー!!と盛り上がりました。
秒の速さでみんなが承諾し、さらに光の速さでI氏が明徳さんへ電話。
12月10日の愛好会は、明徳で忘年会です!!!
(会員以外の飛び入りはご遠慮申し上げます)
急に寒くなってまいりました。が、宇部沖縄三線愛好会は、熱いまま、年末へ突入しますよ!!
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屋号 | ウィッグリリア/宇部沖縄三線愛好会 |
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営業時間 |
10:00~17:00 定休日:火曜、土曜、日曜、祝日 (沖縄三線愛好会は火曜10時から) |
代表者名 |
シマブクロ サチコ(シマブクロリリア) 島袋 幸子 (島袋りりあ) |
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