【練習動画あり】三線を弾く前の、ウォーミングアップ
この記事は、移転する前のブログから転載したものです。
目次
初心者のうちはやっておこう!曲を弾き始める前のウォーミングアップ。
自主練の前の「指の運動」
低い音から高い音、そして高い音から低い音を順番に弾くだけ
まずは、動画をご覧ください。
三線の練習をする前に、準備運動として「合から七」「七から合」を弾きましょう、という動画です。
ご自宅で三線の練習をされる際に留意していただきたいこととして、
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三線は、ケースから出しておくこと(立てるか、壁に掛けて、一つの動作で取り出せるようにしておきましょう)
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こまめな調弦(面倒なのはわかりますが、置いとくだけでも弦が伸び縮みして調弦が狂うのです)
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いきなり曲に入る前に、指の運動(まずは、体を三線に慣らしましょう)
この3点をお伝えするようにしています。
今日のお話は、3つめの「指の運動」について、です。
手や腕、体全体を三線になじませるための、儀式のようなもの
特にまだ三線を始めたばかりの方々は、自主練をしようとすると、右手に持ったバチが弦に当たらず空振りしたり、左手の指の位置がこんがらがったり、左手の指で弦を押さえる力加減が強すぎたりして、思ったような良い音が出ず、いきなりやる気を削がれてしまいがちです。
そうならないように、まずは準備運動から始めましょう。
とても簡単!
「合→乙→老→四→上→中→尺(低いほう)→工→五→六→七」と順番に音階を上げていき、
七に到達したら「七→六→五→工→尺(低いほう)→中→上→四→老→乙→合」と逆順に音階を下げていくだけです。
ここに気をつけて!
この準備運動の際に気をつけるべきことは、
右手
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バチが、90°の角度で弦に当たっているか(斜めになっていると、弱々しい音になります)
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バチの位置は適切か(馬に近寄りすぎると音が硬くなり、棹に近寄りすぎると音に張りがなくなります)
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バチの先端だけが弦に当たっているか(力が入りすぎると、バチが深く入ってしまいます。力を抜きましょう)
左手
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指の位置は正確か(勘所シールと同じ位置に来るようにしましょう)
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指をすぐに離していないか(音を切らさないように、次の音ギリギリまで指を離さないようにしましょう。また、押さえたまま次の音へ行けるときは、押さえたままにしましょう)
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開放弦のときに、左手を元の場所に戻しているか(合、四、工のときは、サッと左手を規定の位置に戻しましょう。このとき、棹に手のひらが触れないよう、気をつけましょう)
力を抜いて、気楽にチャレンジしてみてください。
長時間弾いても疲れない楽器です。
もし、三線を練習していて肩や腕や指が痛くなる、また全身が疲れてしまうようであれば、体のどこかに不必要な力がかかっています。
そのときは一旦休憩して、背伸びの運動や深呼吸を挟んで、力を抜いてくださいね。
今日も、三線愛好会開催します。皆様のお越しをお待ちしております!
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