ヅラ生活のすゝめ(すすめ)|ウィッグであることを忘れてしまうウィッグ。 ヅラ生活のすゝめ(すすめ)では円形脱毛症で幼少時に毛髪を失ったウェブマスター島袋りりあが、海外製人毛ウィッグについて思ったことを書き連ねるサイトです。販売ページもあります。沖縄民謡歌手、講師としての活動の記録も兼ねています。ただの雑記もあります。

唄を基礎から学ぼう!という回でした。

この記事は、移転する前のブログから転載したものです。

歌う子ども
Photo by Jason Rosewell on Unsplash

 

発声ってどうやるの?という模索の回。

私自身、きちんとトレーニングをしていない、という問題

愛好会前日の月曜日に、リハーサルがあったんです。

今年の2月あたりから、ものすごいスピードで世界中が大変な事態になってしまいました。地域によってはようやく落ち着きを取り戻し始めたところでしょうか。

 

病魔に犯された方々の苦しみに比べればまったく取るに足らない私ごとですが、今年2月以降、コンスタントに月2回ほどイベントの予定が入っていたのがすべてキャンセルになってしまい、すっからかんなカレンダーを見てはため息をついていました。

 

そんな中、先々月小郡にバー「君がくれた月」をオープンしたばかりの、音楽仲間の品川さとみさんからメッセージが入りました。なんと「10月11日に宇部市多世代ふれあいセンターで音楽関連の催しがあるからご一緒しませんか?」というお誘い!

 

これはありがたい、とすぐにお話に乗っかり、「ちょっちゅね〜」のメンバーに打診すると秒速でオッケーの返事。私がそうだったように、メンバーのみんなも、音楽を楽しみたいお客様の前で、ネット越しではなく生で演奏できる機会を、ずっと待ちわびていたのかもしれません。

 

で、早速6月8日に集まってセットリストの話し合いと少しだけリハーサルをおこなったのですが…。やばい、声が出ない。

 

(画像は、10月に演奏するかもしれない曲のチラ見せです)

 

約半年間、人前で歌ってないですからねえ。ちょっと焦りました。

 

これまでなんとなくやってきて、なんとなく問題を先送りしていました。

長いこと沖縄音楽を演奏していますが、実はちゃんとした唄のトレーニングをしたことはありません。

 

そのせいか、ステージに立つと緊張で喉が閉まったようになり、体がこわばって思うような声が出ないこともしばしば(と言いますか、毎回)あります。ずっと悩みの種でもありました。

 

自分の悩み解消のためではありますが、愛好会の皆さんにも何かお伝えできることがあるかもしれない、と考え、6月9日は朝からYouTubeのボイストレーニング系動画を見まくり、動画と一緒に歌いまくりました。

 

なるほど、自分がやるべきだったのにやっていなかったこと、そしてやってなくても長い間唄っているからかなんとなく習得できていたこと、また、愛好会の皆さんにぜひお教えしたいこと、などが色々と見えてきました。

 

 

発声の基礎と考え方

アナウンサーのように、発音をきれいにはっきりと

9日夕方にお見えになった方々のなかに、ずっと「声が出ない、歌が上手く歌えない」と悩んでいるMさん、そして「人前で歌うと声が出なくなります」とおっしゃるOさんがおられたことも此れ幸いと、今回は三線よりも唄を重点的に見ていくことになりました。

 

ここから先は、愛好会で皆さんと一緒に見た動画の紹介と、その説明になります。

 

 

動画の内容を要約しますと、

 

要約①:ハキハキと発声しよう。

自分の出しやすい音域でも声が安定しない、という問題をなんとかしましょう。
安定した歌声を出すためには、まず「しっかりとハキハキと」。
アナウンサーになった気分で、歌詞を朗読しましょう。

 

この動画を鑑賞したあと、みんなで「なりやまあやぐ」を朗読しました。技巧を凝らさずまっすぐ唄うことが大事な宮古島の曲です。この練習によって、唄に芯ができてきました。

 

高音域の出し方のコツ

他にもいくつか地声の基礎動画を鑑賞したあとは、こちら。高音域の声の出し方です。

 

 

長い動画ですので、こちらも内容を要約します(ご興味のある方はご覧になったほうがいいと思います。高音域、確かにこの方法でラクに出ます)。

 

要約②:緊張をほぐそう。

ポイントは2点。喉の上の方へ向かって息を出す感覚と下の奥歯をぶらぶらさせること。
顎の下のタプタプが硬くならないように、そこには力を入れないで。
緊張して体がこわばると、声は出にくくなります。
練習して自信をつけることで、緊張からも解放されます。

 

 

喉は弦、顔の空洞は太鼓

この動画を含め、他の講師陣のレクチャー動画も拝見し、なるほど、と感じたのは

 

要約③:体のどこを使うのか。

声を出す部分は、喉(声帯)。
その声を響かせるのは、顔の中の空洞(鼻腔)。

 

このふたつは混同せずに、別に考えなくてはいけないらしいのです。
喉だけに力を入れたら耳障りな声になってしまいます。「いい声」にするためには「響かせる」ことが大事なのです。

 

 

つまり、

 

要約まとめ:体のどこを使うのか。

喉は三線の弦。音を出そう。
その声を響かせるのは、顔の中の空洞(鼻腔)。
顔は三線の太鼓。出した音を響かせよう。
口はハキハキと、歌詞を伝えよう。

 

というようなことでしょうか。無理やり三線にたとえたみたいですが、それほど的外れではないかな?と思います。

 

 

変化を恐れず、前向きに

大事な問題をつい先送りにしてしまう

これは私自身のことですが、ここに問題があるな、と常に感じながらもなんとなく先送りにしてしまっていることがたくさんあります。
「緊張して声が出なくなる問題」にこれまで向き合ってこなかったことも、その一つです。

 

心の中を覗いてみれば、先送りの理由はいくつも見つかるのだと思います。ですが、その細かい理由をぼんやりと一言でまとめるとしたら、誰の心の中にも「変化への恐れ、不安」が背景にあり、それが進歩を阻む原因になっているのではないでしょうか。

 

このままでいいじゃないか、一生懸命やってきたじゃないか、自分で褒めないと誰が褒めてくれるんだ。

 

問題に向き合って自分が変わることは、これまでの自分自身を否定するような気持ちになるのかもしれません。

 

プロのレクチャーを気軽に受けられる時代

前回に引き続き、今回もYouTubeを見ながらわいわい学ぶ愛好会でした。
私自身が教材をゼロから用意するよりも、はるかに良質な教材がネット上に溢れている現代のありがたい状況だからこそ、できることです。

 

学ぶこと、一歩先に進むこと、変わることへの敷居が低くなりました。
目の前のスマホやタブレット、またはパソコンを開くことで新しい何かが拓ける、そういう時代です。

 

先の動画を見たからと言って、すぐに誰でも楽にいい声でうまく歌えるわけではないかもしれませんが、それでも一歩歩み出すことはできます。

 

変化を恐れず、一歩ずつゆっくりとで良いので、進んでいきましょう。私も、そして皆さんも。

 

次回は6月16日火曜日、夕方5時からお待ちしております!

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屋号 ウィッグリリア/宇部沖縄三線愛好会
住所 〒755-0022
山口県宇部市神原町2-5-10 レントハウス神原22号室
営業時間 10:00~17:00
定休日:火曜、土曜、日曜、祝日
(沖縄三線愛好会は火曜夕方5時から)
代表者名 シマブクロ サチコ(シマブクロリリア)
島袋 幸子 (島袋りりあ)
E-mail info@zurazura.com

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