ぶらっとかみうべ宝探し
目次
「ぶらっとかみうべ宝探し」って、なに?どんなイベント?
公園にヒントがあり、そのヒントをもとに史跡めぐりをして「宝(キーワード)」を探します。
こんにちは、山口県宇部市在住の沖縄民謡講師でヅラ生活をすすめる人、島袋りりあです。
今日は、来月(2021年8月)より開催される地域のイベントのチラシ等のデザインを担当させて頂くことになったお話と、そのイベントの概要についての記事です!
宝探しの手順を表にしました。
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❶ 申込み書(裏面に地図)をゲットします。下記※注1
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❷ 地図をたよりにして、①〜⑨の公園に行きます。
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❸ 各公園には、史跡の場所が書いてある看板があります(公園一カ所につき、史跡は二カ所)。
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❹ 史跡には「キーワード」が書かれた看板が立っています。
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❺ 申込み書に「キーワード」を記入して、上宇部ふれあいセンターへ提出またはファクス送信します。
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❻ その場で参加賞がもらえます。また、後日正解者の中から抽選で豪華賞品が当たるチャンスがあります!
※注1
上宇部ふれあいセンター(隣保館上宇部会館内)に置いてあります。また、上宇部地域づくり協議会ウェブサイト(このページ)からダウンロードできます。
一日で回りきろうと思わず、数日かけて回るのが楽しく参加できるコツかと思われます。自分が住んでいる地域だからわかるのですが、子どもの足だと一日では難しいくらいの広範囲です。
以下、このお仕事をいただいた経緯などを、記しておこうと思います。
上宇部地区の美味しい話、地域の方々の活躍などの話もありますよ!
上宇部地域づくり協議会からの、デザインのご依頼。
仕掛け人であり、「かまたの恵」主宰の、藤井芳治さんから概要をお聞きしました。
2021年6月半ばを過ぎた頃、「急ぎの話があるんで、『かまたの恵』に来てくれる?」とのお電話がありました。
お電話くださったのは、藤井芳治さん。
私が住んでいる地域の顔役としてご活躍の、超スーパー元気なおじさまです。
「かまたの恵」と藤井さんについては、下記の記事がめちゃくちゃおすすめです!
モチモチのもち米とあんこのやさしい甘み。一口ほおばるだけで懐かしい気持ちにさせてくれる、おはぎ。山口県宇部市には、おはぎを専門にした…
手作り生姜シロップに炭酸水を注いだジンジャーエール。
人生で一番美味しい、最高のジンジャーエールでした。
「シロップの販売はしちょらんけえ、これを飲むにはここに来るしかない(藤井さん)」とのこと。
コロナ禍で子ども向けのイベントができなかった…。でも、夏休みを楽しく過ごしてほしい!地域づくり協議会渾身の企画。
最高のジンジャーエールをいただきながら、藤井さんの熱い話をお聞きすることに。
簡潔でわかりやすかったお話を、さらに短く箇条書きでまとめてみました。
コロナのせいで、これまで子どもたちに楽しんでもらっていた毎年の文化祭や夏祭り、どんど焼きなどのイベントが軒並み縮小、または中止になってしまった。子どもたちがかわいそう。
ところで、僕はコロナの前に、県主催の「宝探し」イベントに参加したんだ。大掛かりで、企画自体が良くて、とても楽しかった。
また、上宇部地域づくり協議会は、以前から史跡調査に力を入れていて、かなりのデータを持っている。その情報は、すべて自分たちのウェブサイトにアップしている。
これまでの地域のみんなの頑張りと、「宝探し」のアイデアを融合させて、子どもたちが楽しめるイベントができないか、と考えたんだ。
なるほど、藤井さんらしいアイデアと企画だ、と感じ入りました。
で、私にポスター、チラシ、申込み書、申込み書裏面の地図の作成をお願いしたい、と。
なぜ、私にこのお話が来たのか、と言いますと。
「特集」や「別冊付録」で工夫
以前、私は上宇部小学校PTA広報部の部長をしていたことがあり、企画デザインそして編集すべてを自由にやらせてもらいつつ楽しく広報誌作りに励んでいたら全国で2位の賞をいただいたことがあるのです(上記の記事は、山口県内での最高賞の記事です。このあと、全国コンクールがありました)。
藤井さんの息子さんが当時PTAの会長を務めておられたこともあり、私のことをよく覚えていた、とのこと。
そんな昔の話を覚えていて、お声掛けくださるなんて有難いことです。これは頑張らないといけません。
※PTAと違い、お仕事としてのご依頼なので、きちんと制作費と広報費を計上しておられます。ボランティアというわけではありません。
地域の方々の知恵と行動、そしてこれまでの蓄積があってこそ、のイベント。
地域づくり協議会の会合にも出席しました。
藤井さんから大まかな内容を聞いたとは言え、全体的なお話も聞きたかったので、地域全体の打ち合わせにも出席しました。
PTA時代から見知った顔も多くて、「久しぶり!元気にしちょるね?」の声も嬉しかったのですが、何よりも印象に残ったのは、地域の、それぞれの立場の方々が皆、この企画のために何かの役に立ちたい、という意思を持って参加しておられること。
中学校の先生と生徒会、中学生有志が手入れのされていない公園の草刈りをします、と手を挙げれば、看板作りは任せて、と定年退職後のおとうさんたち。
上宇部地域づくり協議会は協議会が運営するウェブサイトに申込み書をアップしたらどうでしょう、とアイデアを提供され、ふれあいセンターは本部として事務処理を一手に担います。
デザイナーの役割などほんの一部ではありますが、これだけの人々が関わるイベントの広報を背負って立つ、そういう意味では大役です。
ポスター、チラシ、申込み書、地図の4点のご依頼で、この打ち合わせの日から締め切りまで1週間(さすが急ぎというだけあります)。
このときに会った皆さんの顔を思い浮かべながら、制作に励みました。
史跡が充実!上宇部地域づくり協議会の、ウェブサイト。
そうそう、特筆しておきたいのが、上宇部地域づくり協議会のウェブサイト内の、「史跡」関連ページ!
そもそも、このウェブページがなければ成り立たないイベント、と言えるくらい重要なものです。
見た目は地味ですが、読み進むにつれてこの史跡の数々を歩いて辿った担当者の熱意と、由来や歴史の面白さに目を開かされます…!
ご興味がありましたら、下記のリンクから、ぜひご覧ください。
再び、チラシで詳細をご確認ください。
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