賑やかで、嬉しくて、楽しくて。そんな７月最後の愛好会でした。

Ｆさんのこと。

昨年、山陽小野田市の焼野海岸で偶然出会い、三線を弾いて盛り上がり、そのまま愛好会にスカウトしたＦさん。
年末の忘年会では、お気に入りの曲「島唄」を披露してくださいました。その演奏が素晴らしすぎて、全員のやる気がみるみる上昇。Ｆさん、間違いなく愛好会のエースです。

 

そんなＦさんですが、思うところがあってそれまでお勤めされていた会社を退職されました。「求職活動に入るのでしばらく休みます」との連絡があったのが今年２月のことです。

 

その直後にコロナの感染拡大。あれよあれという間に世界中が変わっていく中、みんなの心の中にはいつも「Ｆさん、どうしているかな…」という気持ちがありました。
特に、ＦさんファンのＳ井さんは居ても立っても居られないご様子で、「先生！Ｆさんがどうされているか心配なので、連絡を取ってください！」と私に訴えかけてこられました。

 

見事、転職成功。

Ｆさんからは、６月に「資格を新たに習得しました」とのご報告がありました。
すごい。私も負けずに頑張らないと、と励みになったものです。

 

その後、７月に「仕事が決まりました」のご報告。
今年に入ってから、一番嬉しい出来事でした。

 

そのＦさん、先週の愛好会に久しぶりにお見えになりました。再開を心から喜び合い、みんなで涙そうそうを弾いて動画を撮影しました（この記事の最後に掲載します）。

 

転職の秘訣は、三線！？

Ｆさんの話によりますと、転職先の面接の際に「沖縄民謡を趣味で習っています」と話したところ、人事の方が前のめりになった、そうです。

 

「人事の方の目が⭐️キラン⭐️ってなって、『沖縄民謡ですか？もしかして島袋さん？』って。」

 

話を詳しく聞くと、過去に何度か演奏を依頼されている企業でした。

 

転職成功はすべてＦさんの実力と人柄のなせる技ですが、ほんのすこーーし、0.1%くらいは三線がお役に立てた、かもしれません（笑）。

 

篠笛奏者の、ひとみちゃんが遊びに来てくれました。

冒頭に載せた写真、笛を持っているのは２年前から友達づきあいをさせていただいている篠笛の西川ひとみさん（ひとみちゃん、と呼ばせていただいています）。

 

ひとみちゃんの職場の上司が、最近この愛好会に入会されたのもあり、興味津々で遊びに来てくれました。

 

不思議なご縁。

友人の上司がこの愛好会のメンバー、というのも面白いご縁ですが、もっと驚いたことがありました。

 

一番古くから来てくださっているＯさんが、最近篠笛を習い始めた、という話は先々週に聞いていました。が、まさかひとみちゃんと同じ教室だったとは。

 

Ｏさんとひとみちゃん、顔を合わせて爆笑していました。いくら山口県の人口密度が低いとはいえ、篠笛の教室は防府市。市外ですよ。よくぞまあ、ご縁があったこと！と驚くばかりです。

 

Ｏさんは、こういう不思議な力がある人です。以前も同じく古いメンバーのＭさんと同じ日に、１時間違いで、同じ職場の面接を受け、二人とも偶然同じ職場になったことがあります。事前に示し合わせたとか相談したとか、そういうことは一切なかったそうです。引き寄せ力が半端ない方なのだと思います。

 

篠笛と三線コラボの動画です。

そのほかにも、ご多忙でなかなかお見えになれなかったＳ井さんも先週は久しぶりにお見えになってＦさんとの再会を喜ばれる（ファンですから）など、とても賑やかな回でした。

 

みんなでひとみちゃんのソロ演奏をひととおり楽しんだあと、三線に合わせて数曲演奏をお願いしました。その中から唯一撮影できた「涙そうそう」。よかったらご覧ください。

 

 

賑やかで楽しくて嬉しい夜を、皆さまありがとうございました！

 

また本日も、オリオンビールの提灯をぶら下げて、みなさまのお越しをお待ちしております。