厳戒態勢で、再開(そして再会)しました。
この記事は、移転する前のブログから転載したものです。
コロナ対策のため一時休止していましたが、再開しました。
消毒と、皆様のお気遣いで再開。
ギリギリまで悩みましたが
皆様ごきげんいかがでしょうか、島袋です。
先月末に2020年3月の第1週から第3週までの愛好会の休止を決めてから、ひたすらコロナ禍の終焉を願って過ごしておりました。
願いも虚しく、世界中からまだまだ終わりそうにない気配のニュースが、ネットやテレビを通して入ってくる毎日でした。
身近な細菌学や感染症の専門家に尋ねてみても、見解はそれぞれ。
ただ、その方々の意見で共通していたのが「山口県のこの辺りで、普段あまり移動しない方々の少人数の集まりであれば、そこまで恐れることはないのではないか」ということでした。
会員の皆様にも「体調が少しでもお悪いようであれば、ご無理はなさらないでください」とお願いし、24日の再開を決めました。
買い置きしていたエタノール、出動。
手に触れやすい電気のスイッチやドアノブ、パソコン類やもちろん三線の棹とカラクイも全部エタノールで拭きあげました。
問題は、換気。事務所の小さな窓を常に開けておくことと、サーキュレーターを四六時中回すことでなんとか換気ができた、と思うようにしました。
手料理も控えました
事務所の目の前が、スーパーなんです。
取り分けの必要があまりなさそうなものを選んで、並べることにしました。
コープさんのチキンカツ、大きくてお安くて美味しいですよ。
上のほうに見切れているレタスは、結局使いませんでした。
皆様に会えたことが、とにかく嬉しかった。
当日午前中に、予定通り再開すること、消毒などはできる限りやってみたこと。そして、もしどなたもお見えになれなくても島袋は楽しく三線を弾いて過ごす予定なのでどうか気にしないでほしいこと、をグループラインで皆様にお伝えしました。
すぐにSさんより「行きまーす!」とのお返事。そして次々と「三線の弦が切れて心が折れていますので、行きます!」と新しくご入会されたばかりのYさん、「山に登ってばかりの日々なので、コロナと無縁です!行きます!」と山の風景とランチの写真とともに、lさんから。
涙が出そうになりました。
休止を決めてからほぼひと月、周囲のコワーキングスペースが次々と閉鎖する中、どこへ逃げることもできず事務所でひとりパソコンに向かってウェブサイトを構築する日々。
愛好会で皆様と笑って過ごしたことがまるで遠い昔の思い出のように感じてきたところだったのです。
思い出じゃなく、過去のことでもない。
今、現在、ここに生きている三線好きの仲間たちが、こんな異常事態の中、楽しく三線を弾きたい、と集まってくださろうとしている。
心の中の、乾いていた部分に、すうっと、きれいで透明な液体が染み渡ったような気がしました。その中にはlさんのメッセージから吹いてきた、爽やかな山の空気も混じっていたでしょう、きっと。
写真は、昨日の愛好会一番乗りの、S井さんからの手みやげです。
うっかり皆様にご披露しそびれてしまったので(S井さんいつもすみません、ありがとうございます!!)、次回までこのまま取っておきます。
もし半分に減っていたら、犯人は私です(なるべく我慢します)。
S井さんの後も次々と、グループラインで参加を表明してくださった方々がお見えになりました。
調弦をして、「オジー自慢のオリオンビール」や「涙そうそう」などポピュラーな曲を一通り。そうそう、心が折れてしまったYさんの弦も無事、張り替えました。
ほぼひと月ぶりの再開に、話も弾みます。
よく笑い、よく喋り、よく歌った会となりました。楽しかった。皆様に心から感謝申し上げます。
今回、ご欠席の方々も、どうかお気になさらずに
今回、ご参加を見送られた方々は、きっと多方面の事情を鑑みて、悩みに悩んでご欠席を決められたのだと思います。再開を決めた時の私がそうだったように。
一日も早いコロナ禍の終息を祈りつつ、ご欠席された皆様方に再会できます事を心から楽しみにしております。
また、遊んでくださいね。
次回、3月31日も消毒しながら皆様のお越しをお待ちしております。
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